会社案内

ごあいさつ

全世界の産業ロボットは年産30万台に近づいています。その約6割は国内メーカの製品です。多くの工場で活躍し、少子高齢化の中で我が国の国際競争力の維持に大きく貢献しています。一方、産業ロボットに知能を持たせることで、その活用範囲が更に大きく広がり、産業ロボットの生産台数も更に一桁大きくなるでしょう。

「目」と「脳」を持った知能ロボットによって自動化できる仕事は、工場における部品供給・組立・加工と、物流倉庫における仕分け・搬送等々です。当社は、工場と倉庫における単純労働は全て知能ロボット化できる日が必ず来ると信じて、研究開発を行っております。

産業ロボットの「目」に求められる機能は、主として3次元物体認識と位置決めです。これは6次元空間における探索問題として定式化できます。完全な解法はテラ級の計算量を要するので、30年間の難題であり続けてきました。また、産業ロボットの「脳」に求められる機能は、「目」で見た結果に基づき、ロボットの動作を賢く制御することです。これも6次元空間における探索問題として定式化できます。

当社は立命館大学の研究成果をベースに、世界に先駆けてこの技術課題を解決し、2011年3月1日、 世界初本格的3次元ロボットビジョンセンサ「TVS」を発売して以来、 新市場創出をリードしてまいりました。株式会社安川電機・川崎重工業株式会社・株式会社デンソーウェーブ・三菱電機株式会社・ファナック株式会社・ABB株式会社、各社の産業ロボットと接続・協働しており、 既に多くの工場で実稼働しております。これらが評価されて、オムロンベンチャーズ株式会社・豊田通商株式会社・SMBCベンチャーキャピタル株式会社・株式会社 産業革新機構・未来創生ファンド・三菱UFJキャピタル株式会社から合計8億3000万円の出資金を頂きました。

「TVS」は3次元ロボットビジョンセンサとして出発していますが、既に3次元認識の範囲を遥かに超え、ピッキングに必要な動作制御・ハンドによる把持登録などの機能を有しており、知能ピッキングコントローラとして活躍しております。

知能ロボットによるマニピュレーションを実現する上で、目・脳・アーム・ハンドの最適な組み合わせと協調が重要であります。当社は従来の工場向けのTVSの開発販売に加えて、物流倉庫向けに、目・脳・アーム・ハンドを最適に統合した知能ピッキングロボットそのものの開発販売を2017年4月より開始致しました。

当社は引き続き技術開発に注力していくのみならず、顧客に対する技術サポートを強化しております。当社の営業マンは全員技術サポートできる技術者でもあります。商社、ロボットアームメーカ各社、ハンドメーカ各社とシステムインテグレータ各社とともに、新市場を開拓し、知能ピッキングロボットの普及を図ってまいります。 これによって、労働人口減少に伴う工場と物流倉庫における人手不足問題の解決に貢献していきたいと考えております。

工場と物流倉庫向けの知能ロボットを普及させること、これは私たちのミッションです。

どうぞ宜しくお願い申し上げます。

代表執行役社長
Kyoto Robotics 株式会社
取締役代表執行役社長徐剛
2017年7月1日

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本社 〒525-0059
滋賀県草津市野路1-15-5
フェリエ南草津4F

TEL : 077-561-2799 (代表)  平日 9:00 ~ 17:30
FAX : 077-561-2787

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中部営業拠点 〒461-0003
愛知県名古屋市東区筒井3丁目26-25
第29オーシャンビル7F

TEL : 052-325-8153

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関東営業拠点 〒331-0812
埼玉県さいたま市北区宮原町3丁目295-2
第5島村ビル

TEL : 048-783-4656

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知能ロボット研究所 〒108-6028
東京都港区港南2-15-1
品川インターシティA棟28階

TEL : 03-6717-4407  平日 9:00 ~ 17:30

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役員 取締役
徐 剛 経歴
1989年 大阪大学大学院修了、工学博士
1990年 大阪大学助手
1993年 大阪大学講師
1996年 立命館大学助教授
2000年 当社設立、代表取締役社長
2001年 立命館大学教授
その間、ハーバード大学・マイクロソフトアジア研究所・モトローラ豪州研究センター・東京大学で客員研究員
西川 甫 経歴
1963年 滋賀銀行入社
1996年 滋賀銀行山科支店長
2003年 当社監査役
2005年 当社取締役
久保 裕滋 経歴
1980年 慶応大学大学院経営管理研究科修了経営学修士(MBA)
1980年 株式会社日本エルシーエー(東証二部)入社
2002年 株式会社日本エルシーエー代表取締役社長
2010年 KMコンサルティング株式会社設立、代表取締役社長
鑓水 英樹 経歴
1991年 早稲田大学法学部卒業
1991年 三井生命保険相互会社入社
2000年 プライスウォーターハウスクーパース入社
2002年 株式会社あおぞら銀行(旧日本債券信用銀行)入社
2009年 株式会社産業革新機構入社、マネージングディレクター(現任)
出路 貴規 経歴
1995年 慶應義塾大学商学部卒業
1995年 野村證券株式会社入社
2001年 みずほ証券株式会社入社
2007年 スパークス証券株式会社(現スパークス・アセット・マネジメント株式会社)入社
2015年 スパークス・アセット・マネジメント株式会社執行役員 開発投資本部長 次世代成長投資室長 就任現任)
野口 義文 経歴
1986年 立命館大学法学部卒業
2005年 立命館大学BKCリエゾンオフィス課長
2008年 立命館大学研究部次長
2009年 立命館大学研究部事務部長/産学官連携戦略本部 副本部長(現任)

執行役
代表執行役 徐 剛 経歴
1989年 大阪大学大学院修了、工学博士
1990年 大阪大学助手
1993年 大阪大学講師
1996年 立命館大学助教授
2000年 当社設立、代表取締役社長
2001年 立命館大学教授
その間、ハーバード大学・マイクロソフトアジア研究所・モトローラ豪州研究センター・東京大学で客員研究員
澤田 純一 経歴
1999年 関西大学商学部商学科 卒業
1999年 株式会社ディジ・テック入社
2008年 株式会社ディジ・テック東京営業所長
2009年 当社入社
2010年 営業部長
2017年 営業本部長
仲道 朋弘 経歴
2010年 立命館大学情報理工学研究科博士前期課程修了、工学修士
2010年 当社入社
2011年 研究開発部主任
2012年 研究開発部マネージャ
2013年 執行役員・研究開発部長
2016年 国内営業部長
2017年 研究開発副本部長
資本金 9億7820万円(資本準備金含む)

主要取引先 ページトップ

トヨタ自動車株式会社、日本電気株式会社、富士重工業株式会社、日産自動車株式会社、株式会社ヨロズ、マツダ株式会社、三菱重工業株式会社、株式会社ゴーシュー、武蔵精密工業株式会社、オムロン株式会社、パナソニック株式会社、株式会社MUJIN、YKK株式会社、デルタ工業株式会社、花王株式会社、カルソニックカンセイ株式会社、株式会社豊田自動織機、大同特殊鋼株式会社、DMG森精機株式会社、ジヤトコ株式会社、凸版印刷株式会社、日立金属株式会社、アイシン精機株式会社、THK株式会社、株式会社LIXIL、日本特殊陶業株式会社、新日鐵住金株式会社、日本航空電子工業株式会社、キユーピー株式会社、キヤノン株式会社、ファナック株式会社、ABB株式会社、富士フイルム株式会社、株式会社リコー、日本写真印刷株式会社、株式会社高木製作所、セキスイハウス株式会社、株式会社村元工作所、近江鍛工株式会社、株式会社クボタ、瀬戸製材株式会社、株式会社豊電子工業、株式会社デンソーウェーブ、NHK、株式会社バイナス、日本発条株式会社、株式会社ソミック石川、スキューズ株式会社、菱日エンジニアリング株式会社、菱栄エンジニアリング株式会社、三明機工株式会社、豊臣機工株式会社、夏原工業株式会社、徳真電機工業株式会社、関東精機株式会社、日本メカテクノ株式会社、株式会社東海理化、栃誠工機株式会社、川崎重工業株式会社、三菱電機株式会社、株式会社安川電機(順不同)

企業理念 ページトップ

  • ロボットの知能化を通じて社会の発展に貢献する。
  • 我が社の永続的繁栄を実現する。
  • 従業員の幸福を追求する。

企業価値観 ページトップ

  • 外部志向
    1. 常に顧客の視点を持つ
    2. 社内外のステークホルダーと連携する
    3. グローバルの視点で課題認識を持つ
  • 柔軟かつ論理的な思考
    1. 理念、ビジョン、価値観、戦略を日々の活動につなげる
    2. 変化と不確実性を前向きにとらえる
    3. 物事の本質を理解し、論理的に考え、直感も生かして決断する
  • 創造と勇気
    1. 革新的アイデアの実現で世界にインパクトを与える
    2. 成長のために必要なリスクを進んで取る
    3. スピード感を持って挑戦する
  • 相互尊重
    1. 他の意見に耳を傾ける
    2. 個人や文化の違いを尊重し、多様性を奨励する
    3. 一人ひとりと真剣に向き合う
  • 専門性
    1. 専門能力を持ち、常に学ぶ
    2. 他者の育成にも熱心に取り組む
    3. テクノロジーを活用し、新しい価値を創造する

リーダーズウェイ ページトップ

  • 会社の理念と価値観を実践する
  • 目標達成のための貪欲さ、こだわりを常に持つ
  • 投資対効果(時間、金、人脈)を常に考える
  • 積極的に権限と責任を委譲して部下を動機づける
  • 情報を共有化して意思決定をオープンにする
  • 全社利益を部門利益より優先させる

沿革 ページトップ

2018年1月1日 社名をKyoto Robotics 株式会社に変更
2017年3月23日 はばたく中小企業・小規模事業者300社 2017に選定
2017年2月6日 当社 取締役代表執行役社長 徐 剛がJAPAN VENTURE AWARDS 2017を受賞
2016年5月13日 7億円の増資を実施し、登記資本金を5億1580万円とした
出資者:株式会社産業革新機構、スパークス・グループ株式会社「未来創生ファンド」(トヨタ自動車・三井住友銀行が出資)、三菱UFJキャピタル株式会社
2015年8月18日 立命館大学教授・当社取締役代表執行役社長徐剛と当社執行役研究開発部長仲道朋弘が、第13回産学官連携功労者表彰・経済産業大臣賞を受賞
2015年6月29日 指名委員会等設置会社に定款変更し、取締役・執行役9名の新しい経営体制が発足
2015年3月26日 1億3200万円の増資を実施し、資本金を1億6580万円とした
主な出資者:豊田通商株式会社、オムロンベンチャーズ株式会社、SMBCベンチャーキャピタル株式会社
2014年3月24日 3次元ロボットビジョンセンサ「TVS」3.0をリリース
2012年10月17日 第5回ロボット大賞・最優秀中小ベンチャー企業賞を受賞
2012年8月30日 3次元ロボットビジョンセンサ「TVS」2.0をリリース
2012年8月30日 登記資本金を9980万円に減資
2011年3月10日 エンゼルキャピタル株式会社より3000万円の出資を受け、登記資本10560万円に増資
2011年3月1日 世界初本格的3次元ロボットビジョンセンサ「TVS」をリリース
2009年8月31日 しがぎんリース・キャピタル株式会社と中信ベンチャーキャピタル株式会社より合計3600万円の出資を受け、登記資本9060万円に増資
2009年4月1日 3次元ビジョンライブラリSDK「TVL」にロボットとの連携機能を追加。Ver2.0としてリリース
2008年9月16日 3次元ビジョンライブラリSDK「TVL」を開発。販売開始
2008年5月20日 当社とNEC、TRIで、全国車検場に導入される「3次元測定・画像取得装置」を開発。車検場で稼働開始。
2007年10月16日 当社の高精度カメラ校正技術を搭載した、世界初の3次元ビジョンセンサ「FZD」をオムロン株式会社から発売
2006年12月1日 ステレオカメラとプロジェクタによる非接触光学式高精度3次元デジタイザ「OKIO」シリーズを発売
2006年6月1日 ターゲット式全自動3次元写真計測システム「3DM-FotoMetrics」の繰返し計測精度が計測対象の15万分の1以上を達成
2005年10月1日 ターゲット式全自動3次元写真計測システム「3DM-FotoMetrics」を販売開始、3次元計測精度が計測対象の8万分の1以上
2005年7月6日 日本写真印刷株式会社と共同開発した画像歪み補正ソフト「Arcvista」を発売
2005年2月1日 株式会社ニコンシステムは「3D-MODE」を「MegaPointerII」としてOEM販売開始
2004年1月23日 旭化成AGMS株式会社と共同開発のデジタルカメラを使ったCADデータ入力システム 「3DM-VirtualScanner(R) Apparel Edition R2」と 「3DM-PhotoVectorizer」を発表
2003年8月27日 株式会社ユカアンドアルファと共同開発の「3DM-VirtualScanner(TM) Apparel Edition」を発表
2002年3月29日 株式会社ジャフコより1億円出資、資本金7千万円、資本準備金4150万円に増資
2001年10月1日 3D-MODE(TM) シリーズ販売開始
2001年3月13日 資本金を1千万円に増資、 株式会社に登記変更
2001年1月30日 3D-MODE(TM) を発表
2000年12月20日 三次元メディア(3D MEDiA)は有限会社として設立

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